亡くなった親が北海道で暮らしていて、北洋銀行の通帳が残っていた。公式サイトの「相続・贈与」のページと「相続手続きのご案内」(PDF)で2026年10月31日に確認した内容をまとめました。
✅ この記事の結論(30秒まとめ)
- 最初の連絡はお取引店(公式の相続のページに相続専用の電話番号の記載はない)。来店予約をすると優先して案内される
- 相続人の中から代表者を決め、ほかの相続人は所定の委任状(と各自の印鑑証明書)で代表者に任せる
- 印鑑証明書は発行日から3か月以内(6か月以内の銀行が多い中、期限が短い)
- 書類に不足がなければ、受付から2週間後が支払いの目安。全口座の解約金が代表者の指定口座へ振り込まれる
- 北洋銀行と北海道銀行は、2024年5月1日から相続の書類の様式を共通化している
北洋銀行の相続の連絡先
手続きの流れ
相続の内容を確認
遺言の有無、相続財産、相続人、相続のしかた(遺言・遺産分割協議など)を確かめます。
代表者を決める
相続人の中から、銀行と手続きをする代表の方を決めます。
代表者に任せる
代表者以外の相続人は、北洋銀行所定の委任状と、自分の印鑑証明書で代表者に手続きを任せます。
代表者が書類を出す
代表者が必要書類を窓口に出します。足りないものがあれば代表者に連絡があります。
解約金の振込
不足がないと確認でき次第、すべての口座の解約金が代表者の指定する口座へ振り込まれます。受付から2週間後が目安です。
家族が知らない口座の探し方は亡くなった親の銀行口座の調べ方にまとめています。
必要書類(公式の案内)
戸籍は、相続人が誰かによって集める範囲が変わります。子や孫が相続する場合は亡くなった子の戸籍、父母や祖父母が相続する場合は父母の除籍謄本、兄弟姉妹や甥・姪が相続する場合は多くの戸籍が必要になることがあります。戸籍謄本は、亡くなった方の出生から死亡までの連続したものです。本籍地が遠いときは戸籍謄本の郵送請求先(都道府県別)、戸籍の束の代わりに使える法定相続情報一覧図もあわせてご覧ください。
手続き中の口座・取引の扱い
葬儀費用などで急ぎお金が要るときは、遺産分割の前でも一部を引き出せる預貯金の払戻し制度(民法909条の2)があります。上限は「その口座の亡くなった時点の残高×3分の1×その相続人の法定相続分」で、同じ金融機関からは150万円までです。手続きの詳しい流れは親が亡くなった後の預金引き出しにまとめています。
北海道銀行との相続手続きの共通化
北洋銀行と北海道銀行は、2024年5月1日から、相続手続きの依頼書類の様式・書き方と、提出してもらう確認書類を共通にしています(北洋銀行のお知らせ・2024年4月26日)。両方に口座があっても、同じ形の書類で準備できます。手続きを一緒に行うものではないため、書類はそれぞれの銀行に出します。
相続の事務を任せたい場合は、北洋銀行の有料の「遺産整理業務・相続手続支援サービス」の案内もあります。
よくある質問
北洋銀行の相続の電話番号は?
公式の相続のページ(2026年10月31日確認)では、まずお取引店に連絡するよう案内されています。店舗の番号は公式サイトの店舗一覧で確認できます。
印鑑証明書はいつ取ったものが使えますか?
北洋銀行の「相続手続きのご案内」では、発行日から3か月以内のものとされています。ほかの銀行と同時に進めるときは、期限の短い北洋銀行に合わせて取ると安心です。
相続人全員で銀行に行く必要がありますか?
代表者を決め、ほかの相続人は委任状と印鑑証明書で代表者に任せる流れが案内されています。
参考にした公式ページ
連絡先・受付時間・日数・必要書類は、2026年10月31日に北洋銀行の公式サイトで確認した内容です。変わることがあるため、手続きの前にお取引店か公式サイトで最新の情報をご確認ください。相続のしかたの判断や書類の作成が必要な場合は、司法書士・税理士などの専門家にご相談ください。
