瑞穂市で相続の手続きを始めるとき、最初につまずきやすいのが「行き先が大垣だと思い込んでしまう」ことです。瑞穂市は大垣市と隣り合っていて、生活圏としては西濃寄りに感じられる方も多いのですが、相続に関わる国の機関は、法務局も税務署も年金事務所も公証役場も、すべて「岐阜市」です。大垣法務合同庁舎まで行ってしまうと、そこでは瑞穂市の不動産の登記は受け付けてもらえません。
もうひとつ、瑞穂市には隣の各務原市・羽島市にある「年金の管轄が2つに割れる」という落とし穴がありません。瑞穂市は健康保険・厚生年金も国民年金も、まとめて岐阜北年金事務所です。税務署も、岐阜市が市内で岐阜北と岐阜南に分割されているのに対し、瑞穂市は全域が岐阜北税務署。つまり瑞穂市の相続は、「岐阜市の北側に集まっている機関を回る」1本の線で組み立てられるのが特徴です。
そのうえで、市役所側にも瑞穂市ならではの事情が2つあります。穂積庁舎と巣南庁舎の2つの庁舎があり、戸籍の届出も税の証明もどちらでも扱っていること。そして開庁時間が午前9時から午後4時30分と、近隣市より短いことです。この記事では、瑞穂市役所でそろえる書類と、岐阜市で片づける手続きを、順番に整理していきます。
本記事の窓口・所在地・電話番号・手数料は、2026年8月時点で瑞穂市および国・県の公式サイトで確認した内容です。受付時間や取扱いは変更されることがあるため、お出かけ前に各機関へご確認ください。公式に確認できなかった項目は「要確認」と明記し、推測では記載していません。
瑞穂市の相続は「市内で書類」→「岐阜市で申請」の2段構え
STEP 1|瑞穂市内で終わること
2庁舎
評価証明
STEP 2|岐阜市まで行くこと
金竜町
美江寺町
千石町
大福町
橋本町
大垣ではなく、5か所すべて岐阜市
2026年8月時点。各機関の公式サイトおよび岐阜県公式資料により確認。
瑞穂市の相続手続きはどこで行う?管轄機関一覧
いちばん多い勘違い:「隣が大垣だから大垣税務署」
✕ よくある思い込み
✕ 大垣市に隣接しているから大垣税務署
✕ 登記も大垣法務合同庁舎で足りる
✕ 年金は用件ごとに窓口が変わる
✓ 実際の管轄
✓ 相続税は岐阜北税務署(岐阜市千石町)
✓ 登記は岐阜地方法務局 本局(岐阜市金竜町)
✓ 年金は厚年も国年も岐阜北年金事務所
岐阜北税務署の管轄区域は、岐阜県が公表している照会先資料に「岐阜市のうちJR東海高山本線以北及びJR東海岐阜駅以西の東海道本線以北に属する地域、山県市、瑞穂市、本巣市、本巣郡」と記載されています。瑞穂市は市域の全部が岐阜北で、岐阜市のように市内で分かれることはありません。ただしこの資料には基準日の記載がないため、申告前に岐阜北税務署(058-262-6131)へ最新の管轄をご確認ください。
すぐ隣の各務原市・羽島市では、健康保険・厚生年金は岐阜北年金事務所、国民年金は岐阜南年金事務所と用件によって行き先が分かれます。ところが瑞穂市は、日本年金機構の岐阜県内管轄区域表で健康保険・厚生年金保険も国民年金も、どちらも岐阜北年金事務所と定められています。遺族年金と未支給年金をまとめて相談する場合でも、行き先は岐阜市大福町の1か所。近隣市の記事や体験談を読んで「2か所回るのか」と身構える必要はありません。
瑞穂市役所の窓口とおくやみ対応
瑞穂市は、旧穂積町と旧巣南町が合併してできた市です。そのため市役所が穂積庁舎(別府1288/代表058-327-4111)と巣南庁舎(宮田300番地2/代表058-327-2100)の2か所に分かれています。相続で使う窓口がどちらにあるかを、先に押さえておいてください。
開庁時間が短い点にご注意ください
瑞穂市の窓口の受付時間は、市の公式サイトに「午前9時00分より午後4時30分(土曜日、日曜日、祝日、休日、年末年始は除く)」と案内されています。近隣の市が8時30分から17時15分前後であるのに対して、朝が30分遅く、夕方は45分早く閉まります。「仕事の前に寄ってから」「終業後に駆け込む」という使い方はしづらいので、半日単位で予定を取るつもりで組んでください。夜間・休日・時間外に死亡届を出す場合の受付方法(宿直室での預かりの有無)は、市の公式サイトで確認できませんでした。深夜や休日にご不幸があった場合は、市役所代表(058-327-4111)または葬儀社にご確認ください。
死亡届の出し方
期限は死亡の事実を知った日から7日以内。届出できるのは、同居・別居の親族、同居者、家主、地主、家屋管理人、土地管理人、公設所の長、後見人等です(後見人等が届け出る場合は登記事項証明書等の添付が必要)。必要なものは死亡診断書が添付された死亡届書と、届出人の印鑑(任意)。離れて暮らしていた親族でも届出人になれますので、帰省中に済ませることも可能です。窓口は市民課(穂積庁舎)または市民窓口課(巣南庁舎)です。
おくやみ専用窓口については「要確認」です
瑞穂市の公式サイトには「おくやみ」のページがあり、死亡届・葬祭費・国民年金の届出・市営墓地の承継・農地の届出・納税義務者が亡くなった場合の手続きなどが一覧になっています。ただし、「おくやみコーナー」「おくやみ窓口」といった、手続きをまとめて案内する専用窓口があるかどうかは、公式サイトで確認できませんでした。予約の要否も同様です。市役所へ行く前に市民課(058-327-4113)へ一本電話を入れ、「亡くなったあとの手続きをまとめて案内してもらえる窓口はありますか」と聞いておくと、当日の動きが読めます。
1つめは農地です。相続で農地を取得した場合、農業委員会事務局(商工農政観光課内・巣南庁舎/058-327-2103)への届出が必要です。届出書に、土地の登記事項証明書または遺産分割協議書など相続したことが分かる書類の写しを添えて提出します。郵送も可能です。届出の期限は市の案内ページに記載がないため要確認ですが、農地法上の届出は期限が定められている性質のものですので、早めに問い合わせてください。
2つめは市営墓地です。ほづみ霊園・野田霊園の利用権は、利用者が亡くなった場合、祭祀を承継する方が名義を引き継ぐ手続きをします。墓地利用許可証を持参して市民課(058-327-4113)へ。許可証を紛失している場合の再交付は500円です。
評価証明書・名寄帳の取り方(相続登記の前に)
相続登記でも相続税の判断でも、最初に必要になるのが亡くなった方が瑞穂市内に持っていた不動産の一覧と評価額です。瑞穂市では、税務課(穂積庁舎/058-327-4112)と市民窓口課(巣南庁舎/058-327-2100)のどちらでも請求できます。
注目していただきたいのは「評価額通知書」が無料だという点です。相続登記のときに法務局へ提出する評価額の資料は、市町村によって有料の評価証明書しか出さないところと、登記専用の通知書を無料で交付するところがあります。瑞穂市の手数料一覧では、この評価額通知書が納税証明書(継続検査用)と並んで無料と案内されています。登記に使う目的で交付を受けられるかどうかは公式ページに明示がありませんので、税務課(058-327-4112)に「相続登記に使う評価額通知書がほしい」と用途を伝えて確認してください。使えれば、筆数が多いご家庭ほど負担が変わります。
請求のときに持っていくもの
市が案内している必要書類は、身分確認できるもの(写真入りのマイナンバーカード等)で、代理人が請求する場合は本人(法人)の委任状です。亡くなった方の不動産について相続人が請求する場合の必要書類は、公式ページに明記がありませんでした(要確認)。一般には相続人であることが分かる戸籍を求められますので、先に戸籍をそろえてから税務課へ行く順番が確実です。手元に固定資産税の納税通知書があれば持参してください。対象の不動産を特定しやすくなります。
近隣26市町村の窓口でも取れます(瑞穂市の強み)
瑞穂市には、近隣の市町の窓口で瑞穂市の証明書を受け取れる「広域での各種証明書発行」という仕組みがあります。対応窓口は岐阜地域・中濃地域・西濃地域の26市町村で、岐阜市・羽島市・各務原市・山県市・本巣市・北方町・岐南町・笠松町・関市・美濃市・大垣市・海津市・養老町・垂井町・関ケ原町・神戸町・輪之内町・安八町・揖斐川町・大野町・池田町などが含まれます。
取れるもの:住民票の写し、住民票記載事項証明書、印鑑登録証明書、市税に関する証明書(評価証明書・所得証明書・納税証明書など)/戸籍・除籍の謄抄本、戸籍の附票の写し、身分証明書。
受付時間:平日(開庁日)の午前8時30分から午後5時。瑞穂市役所本体の窓口時間(9時〜16時30分)より長い点は覚えておいて損がありません。
持ち物:印鑑と、運転免許証などの身分証明書。印鑑登録証明書には印鑑登録証が必要です。
ただし請求できる範囲に制限があります。市税の証明は本人および同居家族、戸籍関係は本人および同一戸籍の家族とされています。別居している相続人が、亡くなった方の評価証明書をこの制度で取れるかどうかは公式ページから読み取れませんでした(要確認)。相続目的で使う前に、税務課(058-327-4112)へご確認ください。
郵送で取る場合
遠方にお住まいの方は郵送請求ができます。同封するのは、証明書交付・閲覧申請書(昼間に連絡が取れる電話番号を必ず記入)、手数料分の定額小為替、切手を貼った返信用封筒、本人確認書類(写真入りの身分証明書1点、または氏名を確認できる公的な書類2点以上)。本人以外が申請する場合は委任状も必要です。現金や切手での手数料の支払いはできません。送り先は〒501-0293 瑞穂市別府1288番地 瑞穂市役所市民部税務課(058-327-4112)。不備がなければ1週間ほどで届くと市が案内しています。不動産の筆数によって必要な枚数が変わりますので、定額小為替の額に迷ったら先に電話で確認しておくと往復の無駄が防げます。
戸籍はコンビニでも取れます
瑞穂市の手数料は、戸籍謄本・抄本450円、除籍・改製原戸籍750円、戸籍の附票の写し300円、住民票の写し300円です。相続では亡くなった方の出生から死亡までを連続してそろえる必要があるため、除籍・改製原戸籍が何通も必要になり、実費だけで5,000円を超えることも珍しくありません。なお瑞穂市はコンビニ交付に対応していて、マイナンバーカードがあれば戸籍謄抄本450円、戸籍の附票・住民票・印鑑登録証明書は200円と窓口より安く取得できます(除籍・改製原戸籍はコンビニでは取り扱いがありません)。窓口の開庁時間が短い市ですので、取れるものはコンビニで先に取っておくと動きやすくなります。
瑞穂市から、誰に相談するのがいいか
ご家族の人数と、だいたいの財産額を選ぶだけです。要る手続きと、担当する士業が出ます。
相続は誰に相談する?専門家の役割分担
「相続の専門家」とまとめて呼ばれますが、法律で担当できる業務が分かれています。瑞穂市の場合、事務所は岐阜市・大垣市のほか、名鉄名古屋本線やJR東海道本線で通える愛知県西部からも選べます。誰に頼むかの前に、そもそも何が必要なのかを見きわめることが、費用を抑える近道です。
司法書士
不動産の名義変更(相続登記)が中心。瑞穂市の不動産なら岐阜地方法務局 本局への申請です。争いのない相続では最も出番の多い専門家です。
税理士
相続税の申告。基礎控除(3,000万円+600万円×法定相続人の数)を超えそうな場合に必要です。期限は10か月と短く、提出先は岐阜北税務署です。
弁護士
相続人の間で意見が対立している、連絡が取れない相続人がいる、といった場合の交渉・調停。申立先は岐阜家庭裁判所(管轄は申立て前に要確認)です。
行政書士
戸籍の収集、遺産分割協議書の作成、自動車の名義変更など。争いがなく、不動産も相続税もないケースでは、ここだけで完結することもあります。
費用の目安
相続にかかるお金は「役所に払う実費」と「専門家に払う報酬」に分かれます。瑞穂市の方が実費として見込んでおくものは次のとおりです。
戸籍は、亡くなった方の出生から死亡までを連続してそろえる必要があります。転籍が多い方だと10通近くになることもあります。専門家の報酬は事務所ごとに大きく異なりますので、複数から見積もりを取ることをおすすめします。相続手続きの費用「実費」と「専門家報酬」の分け方もあわせてご覧ください。
期限のタイムライン
7日以内|死亡届
市民課(穂積庁舎・058-327-4113)または市民窓口課(巣南庁舎・058-327-2100)へ。夜間・休日の受付方法は公式サイトに記載がないため要確認です。
14日以内|年金の受給停止・世帯主変更など
年金は岐阜北年金事務所(058-294-6364)。国民健康保険・後期高齢者医療の資格喪失は医療保険課(058-327-4159)、介護保険は地域福祉高齢課(058-327-4126)です。
3か月以内|相続放棄・限定承認
申立先は岐阜家庭裁判所(岐阜市美江寺町2-4-1)。支部との管轄の切り分けが公式に公開されていないため、申立ての前に必ず電話で確認してください。
4か月以内|準確定申告
亡くなった方に事業所得や不動産所得があった場合。提出先は岐阜北税務署です。
10か月以内|相続税の申告・納付
岐阜北税務署(岐阜市千石町一丁目4/058-262-6131)。基礎控除を超えるかどうかの判定は早めに。
2年以内|葬祭費の申請
国民健康保険・後期高齢者医療のいずれも5万円。医療保険課(058-327-4159)へ、葬儀をした日の翌日から2年以内に。会葬御礼や葬儀の領収書など喪主が分かる書類と、振込先の通帳をお持ちください。
あわせて、固定資産税の納税義務者が亡くなった場合は「相続人代表者指定(変更)届兼還付金等にかかる代理権限証書」の提出が必要です。相続登記が終わるまでの間、納税通知書を受け取る代表者を決めておく手続きで、窓口は税務課(058-327-4112)。相続登記は2024年4月から義務化され、不動産を取得したことを知った日から3年以内の申請が必要になりました。過去に亡くなった方の名義のまま残っている土地・建物も対象です。瑞穂市は農地を代々受け継いでいるご家庭が多い地域ですので、心当たりのある方は名寄帳兼課税台帳で確認してください。
3つの質問で、まず自分の状況を見きわめる
次の3つに答えてみてください
① 相続財産に不動産(土地・建物)はありますか。
② 財産の総額は3,000万円+600万円×法定相続人の数を超えそうですか。
③ 相続人の間で意見が食い違っている、または連絡が取れない方がいますか。
①だけが「はい」なら司法書士。②も「はい」なら税理士も。③が「はい」なら、まず弁護士に相談する場面です。すべて「いいえ」なら、ご自身で進められる可能性が十分にあります。
瑞穂市役所へ行く前の持ち物チェックリスト
- 亡くなった方の死亡診断書(死体検案書)と、届出人の印鑑(死亡届のとき)
- ご自身の写真入りの本人確認書類(マイナンバーカード、運転免許証など)
- 相続人であることが分かる戸籍(評価証明を請求するとき。必要書類が公式に明示されていないため、先にそろえておくと安全です)
- 亡くなった方の固定資産税の納税通知書(対象の不動産を特定しやすくなります)
- 墓地利用許可証(ほづみ霊園・野田霊園の承継手続きをする場合)
- 手数料(現金)。郵送請求のときは定額小為替。切手や現金では受け付けられません
窓口で聞いておくとよい5つのこと
- 亡くなったあとの手続きをまとめて案内してもらえる窓口はありますか(予約は要りますか)
- 相続登記に使う「評価額通知書」を無料で出してもらえますか
- 相続人が評価証明・名寄帳を請求するとき、どの戸籍が必要ですか
- この庁舎(穂積/巣南)で今日済ませられない手続きは残っていますか
- 夜間や休日に死亡届を出す場合は、どこへ持って行けばよいですか
瑞穂市の相続についてよくある質問
相続登記は大垣支局ではなく本局なのですか
はい。岐阜地方法務局が公表している不動産登記の管轄区域一覧では、本局の管轄が「岐阜市、羽島市、各務原市、山県市、瑞穂市、本巣市、羽島郡(岐南町、笠松町)、本巣郡(北方町)」と定められています。大垣支局の管轄は大垣市・海津市・養老郡・不破郡・安八郡・揖斐郡で、瑞穂市は含まれていません。地理的には大垣のほうが近く感じられても、申請先は岐阜市金竜町の本局(058-245-3181)です。商業・法人登記も同じく本局です。
相続放棄はどこの家庭裁判所に申し立てますか
岐阜家庭裁判所(岐阜市美江寺町2-4-1)が窓口となりますが、本庁と大垣支部などの支部の間で市町村をどう分けているかを示す一覧は、裁判所の公式サイト上で確認できませんでした。相続放棄には「相続の開始を知ってから3か月」という短い期限があり、申立先を間違えると時間を失います。申立ての前に、必ず岐阜家庭裁判所へ電話で管轄をご確認ください。なお申述書は郵送でも受け付けられるのが一般的で、必ずしも出向く必要はありません。
亡くなった親が瑞穂市のどこに土地を持っていたか分かりません
「名寄帳兼課税台帳」(1通300円)を請求してください。瑞穂市内にある、その方名義の不動産がまとめて載ります。窓口は税務課(穂積庁舎・058-327-4112)または市民窓口課(巣南庁舎・058-327-2100)。ただし名寄帳に載るのはその市町村内の不動産だけです。大垣市や本巣市、岐阜市など隣接市にも不動産がありそうな場合は、その市町村ごとに同じ請求が必要になります。
平日の日中に市役所へ行けません
3つの方法があります。1つめはコンビニ交付。マイナンバーカードがあれば、戸籍謄抄本・戸籍の附票・住民票・印鑑登録証明書を取得でき、附票・住民票・印鑑登録証明書は200円と窓口より安く済みます。2つめは郵送請求。3つめは広域での各種証明書発行で、勤務先の近くが岐阜市・大垣市・各務原市などであれば、その市の窓口で瑞穂市の証明書を受け取れる可能性があります(平日8時30分から17時。請求できる範囲に制限があるため事前確認を)。日曜窓口・休日窓口があるかどうかは公式サイトで確認できませんでしたので、必要な場合は市民課(058-327-4113)へお問い合わせください。
年金の手続きは市役所と年金事務所のどちらですか
国民年金の第1号被保険者だった方が亡くなった場合の死亡一時金や寡婦年金などの届出は、市役所または年金事務所のどちらでも受け付けられると瑞穂市が案内しています。市役所の窓口は医療保険課(穂積庁舎・058-327-4159)で、基礎年金番号が分かるものが必要です。厚生年金に関する手続き(遺族厚生年金・未支給年金など)は岐阜北年金事務所(岐阜市大福町3-10-1/058-294-6364)です。どちらへ行くべきか迷ったら、先に年金事務所へ電話して必要書類を確認してから動くほうが確実です。
農地を相続したときに市への届出が必要と聞きました
はい。相続などで農地を取得した場合、農業委員会事務局(商工農政観光課内・巣南庁舎/058-327-2103)への届出を瑞穂市が案内しています。届出書に、土地の登記事項証明書または遺産分割協議書など相続したことが分かる書類の写しを添えて提出し、郵送でも受け付けられます。届出の期限は市の案内ページに明記がありませんでした(要確認)ので、農地を引き継いだことが分かった時点で早めにご連絡ください。相続登記そのものは法務局への手続きで、この届出とは別に必要です。
まとめ|瑞穂市は「岐阜市に向かう」と決めてから動く
瑞穂市の相続手続きでいちばん大切なのは、最初に行き先を岐阜市だと確定させることです。法務局は本局(金竜町)、相続税は岐阜北税務署(千石町)、年金は岐阜北年金事務所(大福町)、公正証書遺言は岐阜公証人合同役場(橋本町)。大垣市が隣接しているぶん誤解が起きやすい市ですが、ここを間違えなければ、その後は素直に進みます。年金が厚生年金・国民年金とも岐阜北で統一されている点は、隣の各務原市・羽島市にはない瑞穂市の利点です。
市役所側では、穂積庁舎と巣南庁舎のどちらでも戸籍も税証明も扱えること、開庁は9時から16時30分と短いこと、そしてコンビニ交付と広域での証明書発行という「窓口に行かずに済ませる道」が2つあることを覚えておいてください。まずは名寄帳兼課税台帳で不動産の全体像をつかみ、戸籍を集め、そのうえで岐阜市へ。この順番で組み立てると、往復の回数がはっきり減ります。
瑞穂市の方の「30分の無料相談」について
当メディア「いまから相続」では、相続と生前対策の30分の無料相談を行っています。対応エリアは愛知県内および岐阜県南部(来所・訪問)、それ以遠は全国オンラインです。瑞穂市は岐阜県南部にあたるため、来所・訪問のどちらでも対応できます。
「まだ何も起きていないが、そろそろ整理しておきたい」「事務所に頼む前に、要る手続きだけ知っておきたい」――そうした段階のご相談で構いません。その場でのご契約はありません。当日は、門田(かどた)がお話を伺います。
※当メディア運営の無料相談です。提携事業者をご紹介する場合、当社が紹介料を受け取ることがあります。
岐阜県南部の他の市の手続きガイド
▶ 岐阜県南部の市の管轄機関とおくやみ窓口を横並びで比べたい方は、岐阜県南部の相続相談先マップをご覧ください。
- 岐阜市の相続手続きガイド(瑞穂市と同じ法務局本局・岐阜北税務署。岐阜市内の回り方はこちらが詳しいです)
- 各務原市の相続手続きガイド(年金の管轄が岐阜北と岐阜南に分かれます)
- 羽島市の相続手続きガイド
- 大垣市の相続手続きガイド(隣接市ですが、管轄はすべて別です)
- 海津市の相続手続きガイド
- 多治見市の相続手続きガイド
- 可児市の相続手続きガイド
- 養老町の相続手続きガイド(行き先はすべて大垣市。証明書200円・名寄帳10円と安く取れます)
愛知県側にも不動産をお持ちの場合は、愛知県の相続相談先マップ(市区町村別ガイド)から該当の市区町村をご確認ください。
本記事は一般的な情報提供を目的として作成しています。窓口・所在地・電話番号・手数料は2026年8月時点で各機関の公式サイトにより確認した内容です。管轄・受付状況・料金は変更されることがあるため、最新情報は各機関へ直接ご確認ください。なお、提携事業者をご紹介する場合、当社が紹介料を受け取ることがあります。