親や家族が亡くなったあと、相続税や準確定申告の窓口になるのは、亡くなった人の住所地の税務署です。船橋市に住んでいた人の場合は、船橋税務署が窓口になります。
この記事では、船橋税務署の場所・電話・管轄・相談の予約の取り方・持ち物・確定申告の時期の会場を、国税庁の公式ページで確かめた内容だけでまとめます(確認日:2026年10月16日)。
この記事の結論
- 場所:千葉県船橋市東船橋5丁目7番7号。最寄り:JR総武線「東船橋駅」から徒歩14分。
- 管轄:船橋市。亡くなった人の最後の住所がここなら、相続税と準確定申告の提出先は船橋税務署です。
- 相談:職員との面接相談は事前予約が必要です。代表番号047-422-6511に電話し、音声案内で「2」を選びます。
船橋税務署の所在地・電話・開庁時間
代表番号に電話すると、最初に自動音声が流れます。税務署の担当者に用があるときや、面接相談を予約したいときは「2」を押します。税の一般的な質問は、別の窓口の「電話相談センター」が受けています。くわしくは、このあとの見出しで説明します。
「総合窓口」は、申告書の受け付け、用紙の受け取り、納税、納税証明書の交付などを扱う窓口です。2026年10月1日から、受付は原則として午前9時〜午後3時になりました。開庁時間内であれば受付時間の外でも手続きはできますが、できるだけ受付時間内に来てほしい、というお願いが出ています。
残された親御さんの預金のこと
父か母が亡くなったあとは、残された親の預金のことも気になります。本人の判断する力が衰えると、本人名義の定期預金でも、家族が代わりに解約できなくなることがあります。元気なうちにできる備えをまとめました。
親の定期預金を普通預金に移す方法管轄は船橋市|相続税・準確定申告は「亡くなった人の住所」で決まる
船橋税務署の管轄は、船橋市です。どの税務署に出すかは、手続きによって決まり方が違います。
たとえば、亡くなった親が船橋市に住んでいた場合は、相続人が別の市区町村に住んでいても、相続税の申告書は船橋税務署に出します。準確定申告は、亡くなった人が1年の途中で亡くなったときに、その年の1月1日から亡くなった日までの所得について、相続人が代わりに行う申告です。
申告書を郵送するときの送り先は、税務署の窓口ではなく、東京国税局千葉西業務センター(船橋税務署)です。〒262-8507 千葉市花見川区武石町1丁目520番地。公式ページの「申告書等の送付先」に書かれています。窓口に持っていくときは、船橋税務署に出します。
千葉県のほかの税務署は、千葉県の税務署一覧で確かめられます。
相談の受け方|相続税・贈与税・準確定申告は予約制の面接相談か電話相談
税務署の職員に会って相談する「面接相談」は、予約が基本です。国税庁の案内では、面接相談は電話で事前に予約するとされており、船橋税務署のページにも「面接相談には税務署での事前予約が必要です」とあります。
- まず、電話相談センターで聞く。0570-00-5901(ナビダイヤル)です。音声案内で、相続税と贈与税は「3」(譲渡所得・相続税・贈与税・財産評価)、所得税の手続きである準確定申告は「1」を選びます。受付は午前8時30分〜午後5時で、土日祝日と12月29日〜1月3日は休みです。連休明けや月曜日は特に混みます。
- 書類を見ながら相談したいときは、面接相談を予約する。船橋税務署の代表番号047-422-6511に電話し、音声案内で「2」を選んで、面接相談の予約をしたいと伝えます。予約の電話は、開庁時間(月曜〜金曜の午前8時30分〜午後5時)にかけます。持っていく書類は、予約のときに税務署に確認してください。
- 当日は、予約した日時に行く。予約の日時と、案内された持ち物をメモしておきます。
予約をしないで来た場合は、税務署の中に置かれた相談専用の電話から、電話相談センターを案内されます。申告書の提出、納税証明書の請求、納付の手続きは、事前の予約はいりません。
電話相談センターにつながらないときは、船橋税務署の代表番号047-422-6511にかけて「1」を選ぶと、電話相談センターにつながります。
手続きが落ち着いたら、残された親御さんの預金のことも、元気なうちに30分無料で相談できます。オンラインなら、全国どこからでも受けられます。その場で何かをお決めいただく必要はありません。税額の計算や、申告が要るかどうかの判断は、税務署の相談窓口か税理士にご確認ください。申告が要るかどうかの判定表は、相続税の申告は必要かにまとめています。
持ち物と、予約の前にそろえておくこと
面接相談で持っていく書類は、予約のときに税務署に確認してください。そのうえで、次のものが手元にあると、予約の電話も相談も短く済みます(ここは当社の整理です)。
- 亡くなった人の名前、亡くなった日、最後の住所(住民票の除票や戸籍で分かります)
- 相続人の名前と続柄を書いたメモ(戸籍の集め方は相続人調査のやり方にまとめています)
- 財産のメモ(預貯金、不動産、株、借入金など。通帳や固定資産税の通知書を見ながら書きます)
- 遺言書や遺産分割協議書があれば、その写し
- 準確定申告の相談なら、亡くなった年の収入が分かる書類(年金の通知書、給与の源泉徴収票、医療費の領収書など)
相続税の申告書に付ける書類は、相続税の申告に必要な書類にまとめています。準確定申告の進め方は、準確定申告のやり方で説明します。
今日できる一歩
- 亡くなった人の最後の住所を確かめて、上の管轄(船橋税務署)に入っているかを見る。
確定申告の時期の会場|令和7年分(2026年2〜3月)の案内
所得税の確定申告の時期は、臨時の会場が開かれる場合と、税務署の庁舎が会場になる場合があります。東京国税局の案内(令和7年分)では、船橋税務署の管内の会場は次のとおりでした。
この案内は令和7年分のものです。会場や日程は年によって変わることがあります。土日祝日は相談も受付もありませんが、一部の会場では3月1日(日)にも受け付けると案内されています。次の申告の時期が近づいたら、国税庁の「確定申告会場のお知らせ」で確かめてください。会場のお知らせには、相続税の相談ができるかどうかは書かれていません。相続税は、前の見出しの面接相談(予約制)で聞くのが確実です。
準確定申告の期限は、相続の開始を知った日の翌日から4か月以内です。2月〜3月の確定申告の時期とは限らず、亡くなった時期によって変わります。
あわせて回る手続き|法務局・年金事務所など
相続の手続きは、税務署だけでは終わりません。不動産の名義変更(相続登記)は法務局、年金の手続きは年金事務所と、窓口が分かれています。どちらも、税務署とは管轄が別に決まっています。
- 法務局:船橋市にある土地や家の相続登記は、千葉地方法務局 船橋支局が窓口です(船橋市と八千代市を担当)。窓口は、亡くなった人の住所ではなく、不動産のある場所で決まります。ほかの市町村の不動産は、千葉地方法務局「管轄のご案内」で確かめられます。登記の書類や進め方は、法務局の窓口か司法書士に確認してください。
- 近くの税務署:となりの松戸市・流山市・鎌ケ谷市は松戸税務署の担当です。
- 年金事務所:船橋市の年金の窓口は船橋年金事務所です(船橋市・八千代市・印西市・白井市などを担当)。県内のほかの事務所は、千葉県の年金事務所一覧で探せます。公式の一覧は日本年金機構「千葉県の年金事務所」。予約のしかたは年金事務所の予約のしかたにまとめています。
期限の順番は、死亡届が7日以内、準確定申告が4か月以内、相続税の申告が10か月以内です。死亡届の出し方、遺産分割の期限の一覧もあわせてどうぞ。
よくある質問
亡くなった親の最後の住所は船橋税務署の管轄でした。私は別の市区町村に住んでいますが、船橋税務署に出せばよいですか
よいです。相続税の申告書も準確定申告書も、亡くなった人の住所地を管轄する税務署に出します。相続人の住所地の税務署ではありません。
予約をしないで行くと、相談できませんか
予約なしで来た場合は、税務署の中の相談専用の電話(電話相談センターにつながります)に案内されます。職員とじっくり話したいときは、先に電話で予約してください。
申告書を出すだけでも、予約はいりますか
いりません。申告書の提出、納税証明書の請求、納付の手続きは、事前の予約がいらないと国税庁の案内にあります。郵送で出す場合の送り先は、税務署ではなく千葉西業務センターです。
総合窓口は何時まで受け付けていますか
2026年10月1日から、受付は原則として午前9時〜午後3時です。開庁時間(月曜〜金曜の午前8時30分〜午後5時)の中であれば、受付時間の外でも手続きはできますが、できるだけ受付時間内に来てほしい、というお願いが出ています。
参考にした公的情報
- 国税庁「船橋税務署」(東京国税局)
https://www.nta.go.jp/about/organization/tokyo/location/chiba/funabashi/index.htm - 国税庁「千葉県の税務署 所在地・案内」
https://www.nta.go.jp/about/organization/tokyo/location/chiba.htm - 国税庁「国税に関するご相談について」
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/sodan/denwa-sodan/index.htm - 国税庁「令和8年10月1日からの税務署総合窓口の受付時間について」
https://www.nta.go.jp/about/introduction/torikumi/madoguchi_jikan/index.htm - 国税庁タックスアンサー「No.4205 相続税の申告と納税」
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/sozoku/4205.htm - 国税庁タックスアンサー「No.2022 納税者が死亡したときの確定申告(準確定申告)」
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/2022.htm - 国税庁タックスアンサー「No.4429 贈与税の申告と納税」
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/zoyo/4429.htm - 国税庁 東京国税局「令和7年分確定申告期の確定申告会場のお知らせ」
https://www.nta.go.jp/information/other/data/r07/kakushin_kaijo/tokyo.htm
本記事は、国税庁などの公開情報(2026年10月時点)をもとにした一般的な整理です。開庁時間や会場、予約の方法は変わることがあります。行く前に、国税庁の公式ページか税務署でご確認ください。個別の税額の計算や申告の判断は、税理士などの専門家にご確認ください。
