尾張北部の豊山町・大口町・扶桑町は、名古屋や小牧・犬山へのアクセスに恵まれたベッドタウンです。豊山町は人口約1.6万人(県営名古屋空港の所在地)、大口町は約2.4万人、扶桑町は約3.4万人。持ち家世帯や農地を含む不動産を保有する世帯も多く、相続の際には不動産の名義変更(相続登記)や相続税の申告が問題になりやすい地域です。
この3町で特に注意したいのは、豊山町と、大口町・扶桑町では相続手続きの管轄機関が異なることです。豊山町は西春日井郡で名古屋寄り、大口町・扶桑町は丹羽郡で小牧・犬山・一宮寄りの管轄になります。この記事では、各町の管轄機関と実在確認できた相談先を整理して紹介します。なお、相続登記は2024年4月から義務化され、相続を知った日から3年以内の申請が必要です。
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【重要】豊山町と大口・扶桑は管轄が違う
相続手続きは「どの手続きを、どの機関で行うか」が重要です。尾張北部3町は以下のとおり、豊山町と大口・扶桑で行き先が分かれます。
豊山町にお住まいだった方の相続登記・相続放棄は名古屋法務局 本局・名古屋家庭裁判所 本庁(いずれも名古屋市)が窓口です。一方、大口町・扶桑町にお住まいだった方は名古屋法務局 春日井支局・名古屋家庭裁判所 一宮支部が窓口となり、同じ「尾張北部」でも提出先がまったく変わります。事前に町名を確認してから手続き先を選びましょう。
このように、同じ「尾張北部」でも、豊山町は名古屋市寄りの本局・本庁、大口町・扶桑町は小牧・一宮寄りの春日井支局・一宮支部となります。相続税は豊山町が名古屋西税務署、大口・扶桑が小牧税務署です(相続税は被相続人の住所地を管轄する税務署が窓口。最新の管轄は国税庁の一覧でご確認ください)。
相続は誰に相談する?専門家の役割分担
相続の相談先は、手続きの種類によって適した専門家が異なります。次の役割分担を覚えておくと、相談先選びで迷わなくなります。
🏠 司法書士
不動産の相続登記(名義変更)。相続放棄の書類作成や遺言執行にも対応。
🧮 税理士
相続税の申告・生前の節税対策。遺産総額が基礎控除を超える場合に必須。
📝 行政書士
戸籍収集・相続人調査・遺産分割協議書の作成、預貯金・自動車などの名義変更。
⚖️ 弁護士
相続人同士でもめている場合の交渉・調停・訴訟など紛争対応。
どの専門家に相談すべきか迷う場合は、相続の相談はどこにすればいい?や相続手続きの代行先の選び方もあわせてご覧ください。登記・税務・書類手続きが複合する場合は、他士業と連携したワンストップ対応の事務所が便利です。
ご家族の相続でもめるリスクが気になる方は、無料のもめる相続リスク診断で3分でチェックできます(登録不要)。
尾張北部で相続相談ができる事務所
以下は、当サイトが尾張北部の3町内に事務所を構えることを公式サイトなどで確認できた相続の相談先です。実在確認を優先し、確認できた事務所のみを掲載しています。最新の受付状況・料金は各事務所へ直接ご確認ください。
スペンサー法務相談室司法書士事務所(丹羽郡扶桑町斎藤)
丹羽郡扶桑町斎藤の司法書士事務所で、相続登記をはじめとした相続手続きに対応しています。扶桑町内で不動産の名義変更を相談できる事務所です。
こじま法律事務所(弁護士/丹羽郡扶桑町・犬山市・大口町対応)
丹羽郡(扶桑町)・犬山市・大口町・江南市などを中心に対応する弁護士事務所で、遺産分割・遺留分・遺言など相続に関する法律相談に対応しています。相続人間の争いがある場合の相談先として安心です。
尾張北部の3町は町内の士業事務所の数が限られます。各町役場の住民相談や愛知県司法書士会・行政書士会の総合相談センターも無料相談の入口として活用できます。継続的なサポートが必要な場合は、以下の近隣エリアの事務所も選択肢になります。
尾張北部の相続手続き 費用相場の目安
相続の費用は、依頼する手続きの種類や遺産の内容によって変わります。下表は一般的な目安であり、実際の金額は各事務所の料金表や見積もりでご確認ください。
生前のうちに相続税や争いへの備えを考えておきたい方は、相続税・生前対策かんたん診断で対策の方向性を確認しておくと安心です。
尾張北部の相続に関するよくある質問
扶桑町・大口町で相続登記をするにはどこの法務局ですか?
丹羽郡の扶桑町・大口町の不動産の相続登記は、名古屋法務局春日井支局(春日井市)が管轄です。一方で家庭裁判所は一宮支部の管轄となり、登記と家裁で行き先が異なる点に注意しましょう。
豊山町で相続登記をするにはどこの法務局ですか?
西春日井郡の豊山町の不動産の相続登記は、名古屋法務局本局(名古屋市中区)が管轄です。家庭裁判所も名古屋本庁の管轄で、大口・扶桑とは管轄が異なります。
大口町・扶桑町の相続税はどこの税務署ですか?
大口町・扶桑町の相続税は小牧税務署の管轄です(豊山町は名古屋西税務署)。基礎控除(3,000万円+600万円×法定相続人の数)を超える場合に申告が必要で、期限は相続開始を知った日の翌日から10か月以内です。
町内に事務所が少ない場合はどうすればよいですか?
大口町・扶桑町の方は隣接の小牧市・犬山市・江南市・一宮市の事務所、豊山町の方は名古屋市の事務所も選択肢になります。同じ管轄エリアの事務所を選べば、登記・家裁・税務の手続きもスムーズです。
まとめ|尾張北部で相続の相談先に迷ったら
尾張北部3町の相続手続きは、豊山町は名古屋法務局本局・名古屋家庭裁判所本庁・名古屋西税務署、大口町・扶桑町は春日井支局・一宮支部・小牧税務署が窓口と、町によって行き先が異なります。依頼先は、登記=司法書士、相続税申告=税理士、書類・戸籍=行政書士、紛争=弁護士と役割で選びましょう。まず全体像をつかみたい方は、相続でやることチェックリストで手続きの流れを確認しておくと安心です。
「どの専門家に頼めばよいか判断がつかない」という場合は、当サイト(いまから相続)の無料相談もご利用いただけます。相続の状況をお聞きしたうえで、必要な手続きと適切な相談先を整理してご案内します。まずはご家族の状況を、無料のもめる相続リスク診断で3分チェックしてみてください(登録不要)。
本記事は提携行政書士監修のもと、一般的な情報提供を目的として作成しています。掲載情報は作成時点の公開情報に基づきます。管轄・受付状況・料金は変更されることがあるため、最新情報は各事務所・機関にご確認ください。なお、提携事業者をご紹介する場合、当社が紹介料を受け取ることがあります。