老後資金の取り崩し方【2026年】定額と定率の違い・使う時期で置き場所を分ける考え方と順番

老後資金の取り崩し方【2026年】定額と定率の違い・使う時期で置き場所を分ける考え方と順番
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各社の公式ページで確かめた事実だけを並べています。並びは比較記事と同じで、順位ではありません。

イオンカード(WAON一体型・セレクト)

年会費
無料
申込年齢
18歳以上
自動リボ(初期設定)
付かない(申し込んだ人だけ)。解除できる
電話窓口
問い合わせ 0570-071-090(9〜18時・年中無休)。紛失 0570-079-110(24時間)
家族のサポート
家族カードあり。65歳以上の会員は家族1名を代理人に登録できる

公式サイトを見る

dカード

年会費
無料(2027年1月から、前年に利用がない年は1,650円)
申込年齢
18歳以上(高校生を除く)
自動リボ(初期設定)
付かない。リボの利用枠を電話で取り消せる
電話窓口
問い合わせ 0570-030-360(10〜18時・年中無休)
家族のサポート
家族カードあり。名義人が認知症のときは電話で相談できる

公式サイトを見る

楽天カード

年会費
永年無料
申込年齢
18歳以上
自動リボ(初期設定)
申込時に選ぶ方式。後から会員サイトで解除できる
電話窓口
紛失 0570-06-6910(24時間)。問い合わせ番号は公開ページでの案内が限られる。カード裏面の番号へ
家族のサポート
家族カードあり

公式サイトを見る

三井ショッピングパークカード《セゾン》

年会費
無料(1年間使わないと手数料1,650円)
申込年齢
公式で確認できず
自動リボ(初期設定)
付かない(申し込んだ人だけ)。リボの機能そのものは外せない
電話窓口
問い合わせ番号は公開ページでの案内が限られる。カード裏面の番号へ
家族のサポート
家族カードあり(無料)。65歳以上の会員の代理人が停止・解約などを手続きできる

公式サイトを見る

三井住友カード(NL)

年会費
永年無料
申込年齢
18歳以上(高校生を除く)
自動リボ(初期設定)
本人が選んだときだけ。申込画面でリボの指定を勧める案内がある
電話窓口
問い合わせ番号は公開ページでの案内が限られる。カード裏面の番号へ
家族のサポート
家族カードあり(永年無料)

公式サイトを見る

JAカード(一般)

年会費
初年度無料、次年度1,375円(条件を満たせば無料)
申込年齢
18歳以上で、本人か配偶者に安定した収入
自動リボ(初期設定)
リボ(楽Pay)は登録した人だけ。解除できる
電話窓口
公開ページで確認できたのは紛失窓口だけ
家族のサポート
家族カードあり(初年度無料、次年度440円)

公式サイトを見る

大人の休日倶楽部ジパングカード

年会費
4,364円
申込年齢
65歳以上
自動リボ(初期設定)
付かない(申し込んだ人だけ)。解除できる
電話窓口
問い合わせ番号と受付時間を公開。紛失は24時間
家族のサポート
夫婦会員の新規受付は停止(2024年4月)。家族カードは公式で確認できず

公式サイトを見る

au PAY カード

年会費
永年無料
申込年齢
18歳以上で、本人か配偶者に定期収入
自動リボ(初期設定)
付かない(申し込んだ人だけ)。解除できる
電話窓口
紛失 0120-575-330(無料・24時間)
家族のサポート
家族カードあり

公式サイトを見る

エポスカード

年会費
永年無料
申込年齢
18歳以上(高校生を除く)
自動リボ(初期設定)
付かない(「いつでもリボ」は登録した人だけ)。解除できる
電話窓口
紛失 03-5340-3333(24時間)。一般の問い合わせ番号は公開ページで見つからず
家族のサポート
普通の家族カードはない(夫婦それぞれが自分のカードを持つ形)

PR公式サイトを見る

JP BANK カード(一般)

年会費
初年度無料、次年度1,375円(1年に1回以上の買い物で無料)
申込年齢
18歳以上(高校生を除く)
自動リボ(初期設定)
公式で確認できず
電話窓口
問い合わせ 0120-933-000(無料・9〜17時・年中無休)。紛失 0120-919-456(無料・24時間)
家族のサポート
家族カードあり

公式サイトを見る

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申込年齢などの条件は、各社が公表している範囲です。審査の通りやすさを示すものではありません。

情報は2026年10月時点です。最新の条件は各社の公式サイトで確かめてください。電話は、お手元のカード裏面の番号を優先してください。

くわしい比較はこちら(高齢の方が使いやすいクレジットカードの選び方)

「貯めてきたお金を、どのくらいのペースで使ってよいのか分からない」「通帳の残高が減っていくのが不安で、旅行や家の修繕を我慢している」。年金生活に入った方やそのご家族から、こうした声をよく聞きます。

この記事では、老後資金の取り崩し方を一般論として整理します。毎月決まった額を引き出す「定額」と、残高の一定割合を引き出す「定率」の違い、使う時期でお金の置き場所を分ける考え方、取り崩す順番です。預金・国債・NISAなど置き場所ごとの特徴は老後のお金の置き場所、NISAにいくら入れるかは60代からNISAは遅い?で扱っています。この記事は、置いたお金を「どう使っていくか」に絞ります。

目次

先に結論:不足額を決め、使う時期の近いお金から取り崩す

この記事の結論

  1. 取り崩すのは「年金で足りない分」:まず毎月の不足額と、年に数回の大きな出費を書き出します。取り崩し額はそこから決まります。
  2. 定額は家計を組みやすく、定率は残高が尽きにくい:定額は毎月の受け取りが一定です。定率は残高が減ると受け取りも減るため、ゼロになりにくい代わりに額が毎年変わります。組み合わせる考え方もあります。
  3. 使う時期でお金を段に分ける:近く使う分は値動きのない預金に置き、取り崩しはそこから。減ってきたら奥の段から補充します。値下がりした時期に慌てて売らずにすむ形です。

取り崩しの前に:何をいくら取り崩すのかを決める

金融庁の金融審議会の報告書は、老後の生活では年金などの収入で足りない部分を、持っている金融資産から取り崩していくことになると整理しています。そのうえで、取り崩しの具体的なシミュレーションをしておくことが大切だとしています。

シミュレーションといっても、最初は紙1枚で足ります。次の3つを書き出します。

  1. 毎月の不足額:1か月の生活費から、年金などの収入を引いた額です。
  2. 年に数回の大きな出費:固定資産税、車の車検や買い替え、家の修繕、冠婚葬祭、旅行などです。年額に直して12で割ると、毎月の不足額に足せます。
  3. 今ある資産:預金、国債、投資信託などを金融機関ごとに書き出します。

公的な統計で見た毎月の不足額の目安や、家計の棚卸しの手順は老後資金の見直し方で整理しています。年金の受け取りを遅らせる(繰下げる)間は年金が入らないため、その期間は取り崩しが多くなります。繰下げの考え方は年金の繰下げは得かをご覧ください。

定額と定率:2つの取り崩し方の違い

取り崩し方には、大きく分けて「定額」と「定率」の2つの考え方があります。どちらが正しいというものではなく、それぞれに得意・不得意があります。

項目定額で取り崩す定率で取り崩す
決め方毎月(毎年)決まった金額を引き出すその時の残高の決まった割合を引き出す
受け取る額一定残高に合わせて毎年変わる。残高が減れば受け取りも減る
家計の組みやすさ組みやすい毎年、家計を合わせ直す必要がある
残高の減り方預金なら計算どおり減る。値動きのある資産では、値下がりした時期も同じ額を売るため、減り方が読みにくい減るほど引き出す額も小さくなり、残高がゼロになりにくい
合わせやすい場面(一般論)預金から、毎月の不足額を埋める値動きのある資産を、少しずつ長く使っていく
※一般的な考え方の整理です。どちらが合うかは、年金額・資産の中身・健康状態などで変わり、個別の投資判断ではありません。

違いを、考え方を示すための仮の数字で比べます。2,000万円を、増えも減りもしない(利息や値動き、物価の変化を考えない)として取り崩します。

  • 定額:毎月10万円(年120万円)。毎年同じ額を受け取れますが、約16年8か月で残高はゼロになります。
  • 定率:毎年、残高の6%。1年目は120万円、2年目は約113万円、3年目は約106万円と、受け取る額が少しずつ減ります。10年たっても残高は約1,077万円ありますが、11年目に受け取れるのは約65万円です。

定額は「いつまで持つか」、定率は「受け取りがどこまで減るか」が確かめどころです。そこで、毎月の生活費の不足分は預金から定額で埋め、旅行や趣味など調整のきく出費は残りのお金から定率で考える、という組み合わせ方もあります。

使う時期で置き場所を段に分ける

取り崩しを続けやすくするには、お金を「使う時期」で段に分けておくと整理しやすくなります。年数の区切り方は、60代からNISAは遅い?の「使う時期から逆算する」表と同じ考え方です。

  • 手前の段(数年以内に使う分):毎月の不足額と、近い時期の大きな出費です。普通預金や定期預金など、すぐ引き出せて元本が減らない場所に置きます。毎月の取り崩しは、ここから引き出します。
  • 中ほどの段(5〜10年後に使う分):値動きの小さい場所が中心です。満期や換金の条件がはっきりしている定期預金や個人向け国債などが考えられます。
  • 奥の段(10年以上先に使う分):値動きのある資産を考える余地がある段です。値下がりしても暮らしが変わらない額にとどめます。

動かし方は、「使うのは手前の段から」「手前の段が減ってきたら、中ほど・奥の段から補充する」です。補充は、年に1回など時期を決めて行うと、迷いが少なくなります。手前の段に数年分を置いておけば、値動きのある資産が値下がりしている時期に、生活費のために慌てて売らずにすみます。

取り崩すときの順番と、気をつけたいこと

  • 預金:普通預金から引き出し、定期預金は満期に合わせて手前の段へ移すと、途中解約で利息が下がるのを避けやすくなります。
  • 個人向け国債:発行から1年たてば換金できますが、直前2回分の利子相当額(税引後)が差し引かれます。満期の時期を補充の予定に合わせておくと、差し引きを避けられます。
  • 投資信託:換金を申し込んでから入金まで、一般に4〜5営業日ほどかかります。換金のときに信託財産留保額が差し引かれる商品もあります。利益が出ていれば、課税口座では税金がかかります。どの口座から売るかで税金が変わることもあるため、販売会社や税務署に確かめます。
  • 毎月分配型の投資信託:分配金の一部が元本払戻金なら、自分のお金を少しずつ受け取っている状態です。取り崩しの計画に入れるときは、毎月分配型の投資信託とはで中身の見方を確かめてください。

もう一つ気をつけたいのは、取り崩しを我慢しすぎることです。手前の段のお金は、使うために置いているお金です。必要な出費や、元気なうちにしたいことまで削ってしまうと、何のために準備したのか分からなくなります。ここでの整理は一般的な考え方です。最終的な判断はご自身でなさってください。

年に1回の見直しと、家族との共有

取り崩しの額は、一度決めたら終わりではありません。年に1回、残高、年金の額、これからの出費の予定を書き出し、取り崩す額と段の分け方を見直します。入院や介護が始まると出費が大きく変わるため、そのときも見直しの時期です。

同じ報告書は、高齢期を「計画的な取崩しを実行するとともに、認知・判断能力の低下や喪失に備えて行動する時期」としています。どの段にどのお金を置いているか、毎月どこから引き出しているかを家族と共有しておくと、本人が手続きしにくくなったときに家族が状況をつかめます。証券口座で家族が動ける仕組みは親が認知症になったら証券口座・NISAは?で整理しています。

使い切らずに残ったお金は、相続のときに家族へ引き継がれます。ご自分の預金や自宅も含めて、元気なうちにどう残すか整理しておきたい方は、3分でできる相続対策診断で確かめられます。

今日できる一歩

  1. 紙に「毎月の不足額」「年に数回の大きな出費」を書き、その合計の数年分が、今の普通預金・定期預金で足りているかを確かめてみましょう。足りていれば、それが手前の段です。

よくある質問

Q. 定額と定率、どちらで取り崩すのがよいですか?

A. 一概には言えません。毎月の生活費の不足分は定額のほうが家計を組みやすく、値動きのある資産を長く使うなら定率のほうが残高が尽きにくい、という違いがあります。両方を組み合わせる考え方もあります。

Q. 毎年何%までなら取り崩してよいですか?

A. 全員に当てはまる答えはありません。年金の額、資産の額と中身、健康状態、残したい額によって変わります。この記事の仮の数字のように、いくつかの割合で「何年もつか」「受け取りがどこまで減るか」を試して、家族と話し合う材料にします。

Q. 残高が減るのが不安で、お金を使えません。

A. 使う時期で段に分けると、手前の段のお金は「使ってよいお金」だとはっきりします。奥の段が残っていることが分かれば、手前の段を使うことへの不安も小さくなりやすくなります。

Q. 取り崩しの途中で投資信託が値下がりしたら、どうしますか?

A. 手前の段に数年分の預金があれば、生活費のために値下がりした資産を売る必要はありません。そのための段分けです。売るかどうかや売る時期は個別の事情によるため、この記事では扱いません。

参考にした公的情報

※本記事は2026年10月時点の公開情報をもとにした一般的な整理です。特定の金融商品や金融機関を勧めるものではなく、取り崩しの割合や売買の時期を示すものでもありません。例の数字は考え方を示すための仮のもので、利息・値動き・物価・税金は考えていません。商品の条件は金融機関の最新の説明をご確認ください。

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この記事を書いた人

「いまから相続」は、株式会社アシストプラスが運営する、相続の手続き・生前対策・終活に関する情報サイトです。愛知県内の相続相談先の選び方や費用相場、金融機関ごとの手続き、生前対策や終活の進め方など、地域の実情に即した実践的な情報をお届けしています。 なお、運営会社である株式会社アシストプラスには、「あいち相続あんしんセンター」代表を務める司法書士 今井裕司が一部出資しております。この関係性を踏まえ、記事内でのご紹介・ご案内は公平性を保つよう努めています。

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